ストーンズ・コンサート その2 (Rolling Stones 2)

わっ、出たー！やっぱりこれがなくちゃ、ストーンズのコンサートぢゃないわっ。♪ Honky Tonk Woman ♪のサビの部分になると、大スクリーンからミックのあの風船くちびるが、びろろ～んと膨らんで出てくるの。



例の渡り廊下の上を、ステージの一部が会場の中央まで移動する仕掛け。私のところまでどんどん近づいてくる。地響きのする低いベース音が、本能をぐいぐい刺激！



Ｗ杯イタリア優勝の2日後にこのコンサート、ゆえに場内は再びお祝いムードが盛り上がる。この画像だけみたら、｢サッカーの試合に行ったん？｣ だわね（笑） *1
　


大スクリーンには決勝のゴールシーン。優勝を決めたグロッソの伝説のPK。会場は歓喜炸裂・狂喜乱舞。Pooo po po po poooo! あの感激をもう一度！6万人の観衆は熱く 沸いた！ 沸いた！ 沸いた～！　ツアー当初にはなかったこの企画。今夜の主役はストーンズでありながら、彼らはＷ杯優勝国イタリアの人々の心をくすぐるサービスを忘れない。う～ん、懐が深いっ（＾＾）ｖ *2



気分は最高なのに、水を注ぐようなグループが隣にいた。上半身ぬうどの男軍団が、ビールをがぶ飲みで野獣化して、ぐわ～んとこっちに寄りかかってくる！奇声をあげる！抱きつく！汗ベトベト。押し合いへし合いの大バトル。デジカメで撮影なんかしてる場合ではなかった。その間も観衆のボルテージは、エンディングに向かって最高潮に！



♪ （I can't get no）Satisfaction ♪を歌い終えた23時15分ごろ、思いがけないゲストが登場。
渦中の男マテラッツィにデルピエロ！場内にどよめきと大歓迎の拍手。舞台正面には緑・白・赤のライト★☆★ 嬉しいサプライズです。*3

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ああ、久し振りに心地よい汗とエネルギーを発散できました。ストーンズは一貫して極めて単純であるがゆえに素晴らしいのであると思う。陳腐でありふれているけれど、カッコいい！という言葉がぴったり。還暦を過ぎてなお、R&Rの帝王に君臨するストーンズ、今後も元気に転がり続けて欲しい。*1*2*3はこちらから拝借。

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