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2011.11.1 ore 21.30 Vox Club(Nonantola) 彼が奏でる美しくも切ないピアノの旋律や、忍び泣くようなアコーデオンの音色は、心の琴線に触れ様々な思いがあふれ出てくる。それまでアコーデオンは、のど自慢大会の伴奏ぐらいにしか思っていなかった。 会場も音響もスピーカーも、ストーンズに比べれば可愛いけれど、手の届くところに奏者がいるのはドキドキする。ところでこれって、本当にヤン・ティルセン…ですよね?「彼のステージはね、アコーデオンやピアノで『アメリ』のような曲目をやる時もあれば、バンドを率いたハードロック系だったり、バイオリンやウクレレやハーモニカを使った大道芸人風だったり。毎回がサプライズなんだよね。」大音響の中、講師が大声で説明してくれた。 このサプライズが裏目に出たことがある。それは2005年の愛知万博で行われた、彼のコンサート。会場に集まったのは、『アメリ』や『グッバイ、レーニン!』のような繊細な旋律を求めてやって来た、かなり年齢層の高い観客だった。ガチャガチャしたアヴァン・ギャルドな音楽について行けず、オープニングでさっさとお帰りになった方が続出したらしい。 全席立ち見だったので、みんな好き勝手に移動。暗がりでカップルがハグしたりキスしたり、ジャック・ブラックのような風体の男3人組(目立ってたなー)が踊ったりして、場内は熱いムードに包まれていた。講師に誘われて来た20代の若者たちも、曲想に合った振りつけをして踊っている。エキサイティングで楽しい夕べだった。今回の曲目は、先月リリースされたアルバムSkylineに、過去のナンバーを織り交ぜている。
by emilia2005
| 2011-11-14 03:39
| 人・音・美
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