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【1週目】 教科書の説明を読みながら基本となる壺の土台を作る。プラスチックの皿に風船を乗せ、その上に紙コップを乗っけてテープ固定する。次に新聞紙を棒状に丸めて紙コップの左右に取り付け、取っ手にする。 ああ、これはくうたんが幼稚園~小学校に通っていた頃、楽しんで観ていたRai 2のart attackによく登場したハリボテだ。あの頃はこのやり方で、イースターのカラーエッグや動物や花を作り、色を塗ってニスでぴかぴかに仕上げて遊んだね。 【5週目】 最後にニスをスプレーしたら出来上がり~♪ くうたんの話を聞いていたら…、自宅で作業をしたのは、本人ではなくママやパパや兄姉らしい。しかも手伝ってもらったのではなく全部やってもらった子もいると言うではないか。そりゃ、ないんじゃないか?自力で作ってきた子(例えばくうたん)もいるのに。 いやぁ、しかし、思い当たることがあるんです。私が中学生の時の家庭科のパジャマ。前身ごろにタックとレースを入れた、我ながら「お洒落~♪」なデザインを考えついたのはよかったのだけれど、重なった布が分厚くなりすぎて、仮縫いしてもうまく縫い合わせることができず、母に頼み込んでやってもらったのだ。「壺なんか自分で作るのが当然だろ?」と鼻息荒く答えたクマくんも、高校の木工工作をクマ・パパにやってもらったというじゃないかー。 実はね、この壺の土台(2週目までの過程)は、私が手伝ってあげたの。意外にも取っ手が難しく、綺麗なカーブが出なかったけれど(泣) このギリシャ風の壺は、5月末の中学全体の行事、学年末フェスタのバザーに出品し、売上金は学校の教材費となる。 教材費と言えば、放課後のクラブ活動。くうたんの中学では数年前から始まったクラブ活動が、父兄の賛同により今年も続行されることになった。毎年2月~4月にかけて週1回行われる(クラブによっては10月~翌4月まで)。希望する生徒が参加するもので、強制ではないし成績にも全く関係ない。内容は日本の授業時間内のクラブ活動に似ているが、運営方法が違う。クラブの指導者&責任者は父兄であり、学校側は場所提供のみ。さらにクラブ活動で作った作品の一部は、学年末フェスタのバザーで販売し、この売上金も教材費になるのだ。イタリアの学校は貧乏なんですよね(ちゃんと予算は下りているのに、一体どこに消えているんだ?) 救命救急・木工細工・刺繍・火を使わないクッキング・クロスワードパズル・ミュージカル・スペイン語…など約20クラブあり、それぞれの定員は10~20名、費用は800円弱。くうたんはデコパージュを選んだ。季節柄イースターのカラーエッグを作ったりTシャツに模様を書いたり、石にペインティング。楽しい午後の2時間だったが、それも先週終わった。あと2ヵ月で夏休みだね。
by emilia2005
| 2008-04-07 03:27
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