by emilia カテゴリ
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その日の朝、ごはんを食べているクママの背中を撫でようとしたら、いきなり右手の人差し指に、思いきりガブッ。1分ほど噛みついたまま、離れなかった。身体が弱っていて、触られるのが嫌だったのに、ゴメンね。そして重い身体をひきずるように寝床に入って横になり、そのままの姿勢で静かに虹の橋を渡っていった。人差し指の先には、クママの前歯の感触がまだ残っている。 3歳の誕生日を控えた5月末頃から、クママの加齢による衰えが顕著になってきた。まず毛並みの艶が失われてきた。毛が抜けたり痩せたり(54g→34g)して、細い四肢や尻尾が露わになっている。目はしょぼしょぼ。手足の筋肉が硬くなって毛繕いがうまくできない。後ろ足が弱ってきたため、若い頃と同じように歩きたいのに歩けなくてイライラしているのが傍目にも分かる。まっすぐ歩こう!と脳が出す指令に足の筋肉が連動せず、もたついたりよろけたりしてよく転倒する。噛む動作が緩慢になり、食べるのに時間がかかる。途中で寝てしまうこともある。一度にたくさん食べられないので、1日に何度もエサ箱に行く。小屋の中で寝ている時間が長いので、ちゃんと息をしているのか心配になって、何度も確認してしまう。あれだけ好きでトットコ走っていた回り車も、よたよたとよじのぼるのが精一杯で、申し訳程度にゆるゆると1~2回歩く。歩きながら、「ふぅ~」とため息をついたりうなだれている(ようにみえる)。そんなクママを見ていると、切なくて胸がいっぱいになる(;_;) そんなわけでケージの中を高齢ハムちゃん仕様に変えてみた。床材のおがくずに足をとられて転ぶので、おがくずを除去してキッチンペーパーを敷き詰めた。爪の先がペーパーに引っかかるが、おがくずに比べれば転倒が圧倒的に少なくなった。高さ2cmのエサ箱を高さ5mmの皿に変えてから、乗り降りがスムーズになった。陶器の皿がひんやりしているので、ここで爆睡していることもある( ̄∇ ̄;) もう体力がないし危ないから…と回り車を外したところ、いつもあるはずの回り車がないのに気づいて、クママがケージをうろうろ。イライラしているのが分かる。そこでまた取り付けたところ、乗っているだけで安心するらしく、徘徊はなくなった。「怪我をするかもしれないから」「体力を消耗して可哀想だから」と先回りしたり、人間側の勝手な思い込みや都合を、クママに押し付けてはいけない。いきなり環境をかえると、ストレスにもなる。近頃はマッサージも敬遠気味。触られるのが負担になるらしい。本当は抱っこしてマッサージしてやりたいのだけど、ケージの中にそっとしておいてあげよう。 そして食生活。給水筒の位置を一段下げて飲みやすくした。ペレットを噛み砕く力はまだあるが、噛んでいるうちにアゴがだるくなるらしく、砕いたあとそのまま放置。それで最初はこれをすり潰して与えていたが、パサパサして飲み込みにくく食べなくなったので、水を数滴たらしてふやかした。ハムスター用のエサに、グリンピース・とうもろこし・レタス・きゅうり・トマト・人参・季節の果物・ふやかした米や粟を追加。最後の1週間は野菜や果物も小さく切った。ひまわりやカボチャの種はカロリー&脂肪分が高いので、できるだけ控えたほうがよいが、高齢ハムちゃんの唯一の楽しみは食べること。だから多すぎるのを承知で、1日1粒おやつとしてあげる。これも皮を剥いて小さく砕く。クママ、こんな感じでよかったのかな?
by emilia2005
| 2013-06-27 01:58
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