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![]() アヌシー・シャンベリー・エヴィアンは、その昔サヴォイア公国に帰属していた。そのサヴォイア家の現状といったら、目を覆うばかりなのである。イタリア人の間で旧王家に話が及ぶと、「あんな奴らが王家だったから、イタリアは負けたんだよ」と自嘲気味に話す。どんな奴らだったかといえば、イタリア王国最後の国王Umberto II世は、第2次世界大戦終盤敗戦の色が濃厚になる中で苦しむ国民をほっぽり出し、王家一族と側近を連れてさっさと国外脱出したのさ。国民は激怒した。そんなバカ殿ならいらないと、第2次世界大戦後王政は廃止されイタリアは共和国となり、1946年の国民投票で王家は戦争責任を問われて国外追放になった。が、憲法改正により2002年サヴォイア家はイタリアへの入国が許される。 国王の逃亡はフランス革命の時にもあった。ルイ16世一家が妻マリー・アントワネットの実家オーストリアへ逃亡するために、変装して夜逃げした国外脱出未遂事件(ヴァレンヌ逃亡事件)。『ベルバラ』でこのシーンをドキドキしながら読んだっけ。いつの時代にもどこの国にも、身勝手な国王ってのはいるものだ。政治家も金と保身に躍起になるばかり。誰も守ってくれやしない。自分の身は自分で守らなくてはいけない市民なのである。 ![]() ![]() ![]() by emilia2005 | 2010-08-31 00:15 | お出かけ
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